雨漏りを放置すると・・・・

他社様にて建築された木造築15年程度の建物です、外壁目地のシーリングが切れており過去天井にシミが出来ていたとの事、5月頃になると黒い羽根アリが床の隙間から発生したことが有ったそうです。

パラペット上端&取り合い部の屋根板金立ち上り納め不良が確認でき、最悪の事態が予測されるため点検の意味も込め、外壁張り替えをお勧めし工事をすることになりました。

隅柱の防水透湿シートが汚れており明らかに上部よりの浸水が確認できました、恐る恐る紙をめくると・・・・・

予想通り白蟻被害により柱・土台・筋交いの主要構造部が見事なまでに破壊されていました。主要構造部の全ての入替作業は実質的に無理ですので、部分的な交換・補強工事を行うしか有りません。もちろん金物も併用して改修工事を行います。最後に薬剤散布を行い透湿防水シートを張って外壁下地工事となります。

【このような状況になった原因を整理してみると】

① パラペット部分の板金工事が非常に悪い(水切り・雨返し・立ち上り等の考慮無し)

② 通気層を設けておらず外壁が躯体に直張りになっていた

③ 防水シートの張り方が雑・防水テープを併用していない

以上3点が大きな原因になったのではないかと推測できました。

胴差から破風板まで腐食が発生しており、このまま放置しておけば大変なことになり得る状況だったと考えられます。

天井のシミや羽アリの発生などは、建物内部に起こっている異常の大きなサインです。見逃すことなく常に気に止め専門家にご相談をされるべきだと思います。長期間放置したままですと最悪修理が不可能となり、建て替えが必要になる可能性もあります。

白蟻は濡れている木材や湿った木材が大好きです、乾燥した良い条件の木材は、白蟻の被害にあうということはあまり考えにくいのです。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)