数日前に事務所裏の雑草取りの時に見つけたミョウガの新芽。3年ほど前に工事した現場で処分されそうになった物を移植していたことを思い出しました。
↑ 発見から3日後、だいぶ芽が伸びました! 今後も成長を楽しみに見守りたいと思います。
さて本題ですが、自分の住む家の地震に対する性能(耐震性能)をご存知ですか?。なかなかピンとこないかもしれませんが、生命に関わる大変重要な事ですので、是非把握されることをお勧めします。ではどの様にして今現在住んでいる住宅の耐震性能を知るのか下記に手順を示します。
まずはじめに、自分の住む家が建築された年度を確認します、記憶の曖昧な方は建築確認申請書を探してください、おそらく土地等の権利書と一緒に保管されていると思います。(金庫の中に有るかも?)例えば【昭和53年5月建築】だとか、【昭和62年2月建築】といった具合に、自分の住む家の建築時期を知ることが大事となります。
建築基準法は過去に何度も改訂されています、今後も必要に応じ改訂され続けるでしょう。昭和56年6月1日に木造住宅の耐震性能に関わる大きな改訂がありました、この日を境に改訂日前後では耐震性能は著しく違うのです。
例えば(昭和49年建築)と(昭和57年建築)では筋交いの数や建築金物などの規定が全く違うため、当然耐震性能にも影響があるということです。
ならば、【昭和56年6月以降に建築された建物であれば問題ないだろう】と考えがちですが答えはNOです。ここから先は建物のバランスや劣化状況等の総合的な観点から耐震診断士の資格を持つ建築士によって【耐震診断】を行い具体的な性能数値を知ることが大切になります。
過去に自分が診断した物件で、耐震性能を現行法と照らし合わせると、昭和56年以降の建物でもほとんどが基準値以下の性能であることがわかります。耐震改修が必要な建物と診断された場合、現行法の基準数値になるべく近づけるように耐震改修技術者の資格を持つ建築士に改修工事を依頼することが重要になります。
つまり昭和56年6月以降に建てられた住宅であれば、割高な建て替えよりも、耐震改修をする価値が十分に有るということになります。
リファインさかたでは、小さな工事から大きな工事までご相談を承っております、各種リフォーム補助金の代行も致します。お気軽にお問い合わせください。酒田市・庄内町・鶴岡市・遊佐町等 庄内のリフォーム工事、増改築、水廻り工事、耐震診断、耐震補強工事承ります。長期優良住宅化リフォーム推進事業のご相談・インスペクション・お見積り・書類代行作成も致します、インスペクターの資格を持つ建築士が3名常駐しておりますのでお気軽にご相談ください。