【S様邸】
構造体(骨組み)の状態まで解体し現行法の基準に沿った耐震補強工事を行います。
さすがに昭和57年建築物件の為、わりとしっかりとした造りですが、
建築金物が明らかに不足していますね・・・・
真新しい木材が際立っています。
高さ調整可能な鋼製床束を使用しミリ単位で床の水平を調整します。
外観工事進捗状況です。
既存が外壁モルタル塗りのため予想はしていましたが、
かなりの解体手間と残材が出ました。
軒の出が3尺(910mm)と非常に長かったため、2尺(600mm)に切り詰め、
ちょうど良い感じに納まりました。2階部分は新規のサッシも取付完了です。
大きな川の付近ということもあり、床下の湿気が気になりましたので
ポリシートを敷き乾燥山砂で押さえました。
白蟻薬剤の散布を行いました。木材が少し青っぽく見えますよね。
床のセルローズ断熱施工前に配管・残工事が無いかの最終確認を行いました。
床セルローズ断熱材吹き込み完了状況
安心しました、さすが専門業者さんです。問題なく完了です。
日本ではまだまだ馴染みのない工法ですが、断熱効果は素晴らしく、
空調の効果も驚くほどあります。
圧力をかけて隙間無く断熱材を吹き込むことにより、
想像以上の断熱・防音効果が期待できると思います。
1階周りの壁工事を進めています。リビングに大きな掃き出し窓を取り付けます。
台所の3連たて滑り出し窓、冷蔵庫上部に明り採りの為のFIX窓を設置。
玄関引き戸のレール下端にモルタルを充填しました。
浮間が出来ないように手作業で行います。
軒天通気孔部材を先付けします。外壁下地の通気胴縁も取付完了です。
壁のセルローズファイバー断熱施工が完了しました。
建物形状により断熱ラインを確保するのに少々手こずりましたが問題なく終了出来ました。
壁断熱の完了に伴い、昨日内装建材の納入を行いました。
床・階段・室内戸枠材など結構なボリュームの建材です。
台所周りの状況です。追加で設置した冷蔵庫上のサッシですが
計画通り良いあんばいに採光をしてくれていますね。
<<完成写真>>
家中が大変暖かく過ごしやすいとのご感想を多く頂戴しました。